一般的な筋トレやストレッチとピラティスは何が違うの?

一般的な筋トレやストレッチとピラティスは何が違うの?

ピラティスと聞いてパッと思い浮かぶのは「体幹トレーニング!」という人が多いと思いますが、ピラティスは身体の使い方、動かし方を学習し鍛えるメソッドです!

 

 

筋力をつけたいときは『筋トレ』

 

筋肉を伸ばしたいときは『ストレッチ』

 

筋肉をほぐしたいときは『マッサージ』

 

持久力をつけたいときは『マラソン』

 

サッカーがうまくなりたいときは『サッカー』

 

動きを鍛えたいときは『ピラティス』

 

というイメージですね!!

 

正しい動きや使い方を学習し、鍛えるということは必要最低限の力を使い効率的で無理のない範囲で体を動かすということです。

 

 

また、ピラティスは、体に負担のかからない運動になっているため、高齢者の方からアスリートまで負荷の設定にも幅があり色々な人がピラティスを行うことができます。

 

 

そして、その効率的な動きを繰り返し行うことで神経系にも変化が生じ、体(脳)は適切な姿勢や動きを学んでいきます。それが、怪我の予防やパフォーマンスの向上にも繋がっていきます。

 

 

では、具体的に筋トレやストレッチなどとの違いを比較していきましょう!

 

「筋トレ」:局所的な筋の収縮を反復させて筋力を向上させる(単純な関節の運動のみのため、直接動作には影響しづらい)

 

 

「ストレッチ」:筋肉を伸ばし柔軟性を向上させる(単純に筋肉を伸ばす手段のひとつ)

 

 

「マッサージ」:筋肉をほぐす(筋肉の収縮をともなはない、ほぐれるだけでは動作への変化は生じにくい)

 

 

単純な筋トレやストレッチは実際に体に何らかの変化をあたえますが、体の部分的なところにしか効果が生じません(腕の筋トレをしたら腕の筋肉のみがつく)。

 

 

また、いずれも筋トレだけだと筋肉の柔軟性に効果はでない、逆にストレッチやマッサージのみでは、筋力がつかないということになります。

 

 

そもそも、人間の体は現在の体の状態に戻ろうとする機能(恒常性:ホメオスタシス)が備わっています。そのため、1日ストレッチするだけでは、またすぐに柔軟性が戻ったりします。つまり、脳でも必要なのか、必要でないのかを判断し体に変化をもたらします。

 

 

ストレッチの習慣がつけば、脳も「この筋肉はのばされていいんだ!」と理解し、筋肉が柔らかくなっていきます。

 

 

それは普段の姿勢でもいえます。

デスクワークの方でずっと座りっぱなしで背中が丸くなっている人は腹筋がほとんど働いていないでしょう。

 

 

働いていないと、脳も「腹筋は使わなくていいんだ!」と理解してしまいます。当然、使わなくなると筋力も低下していきます。

 

 

それが、腰痛などの原因になったりします。

 

 

 

ではピラティスはどうなのか?

ピラティスでは、筋肉を強化しつつ、ストレッチ効果もあり、関節も含め可動域の改善が図れます!!

 

 

その結果、姿勢や動きが変わってきます。

また、呼吸運動にも重視しているため、呼吸が楽になったり、気分が良くなったり、と精神的な部分まで変化をだせます。

 

 

これは!一石二鳥の騒ぎではありませんよね!!笑

 

 

しかも、単純な筋トレやストレッチなどは部分的な所に対して実施するものですが、ピラティスは全身の運動を伴うので、カラダ全体を包括的にアプローチすることができます!!

 

 

もう一つ加えると、ピラティスの種目を行なっている際にはニュートラルポジションを保ちならが行うことや、余計な運動(代償運動)を修正しながら行います。

 

 

自分自身が動かしにくい苦手な部分や代償運動がでないように制御できていない動きなども発見できるので、そういった部分を考えながら(脳を働かせながら)行うことで神経系が活性化し、正しい姿勢や動きを学習することができます。

 

 

(肩がすくんだり、腰を反りすぎたりしている時にニュートラルポジションに近づけるように修正したりを脳を働かせて、意識しながら行うことが重要)

 

 

カラダの内部を意識し考えながら、筋肉が伸ばされたり、筋肉が収縮したりすることが繰り返されると脳もそれを学習することで、すぐに戻ってしまう筋肉の硬さや姿勢が維持できたりします。

 

 

筋トレやストレッチとの違いが少しでもわかっていただけたらありがたいです!!

そして、ピラティスをやってみたくなったという人はぜひご連絡お待ちしております。^^