ピラティス の効果について
まずピラティス とはヨガといったボディワークのひとつで、正しい運動の学習(正しい体の使い方)や運動のコントロールを身に付けることができます。
運動のコントロールや正しい体の使い方を身に付けることで、腰痛や肩こり、膝痛などの予防につながります。
特にデスクワークが多い方や、不良姿勢の方はこの体のコントロールが非常に苦手です。
そのため、痛みや姿勢が悪くなっていくことにつながっていきます。
これまでの人生で体の扱い方なんか意識したことない人がほとんどだと思います。
そういった意味ではピラティス は自分の体の使いかたを学び、コントロールすることで自分の体の特徴を理解し、それを日常での生活に反映させることで、痛みや、不良姿勢から解放されることが可能です。
特にピラティス では体幹部のコントロールを意識することが多く、体幹を構成する要素として、脊柱(背骨)がありますが、そもそも人間の発達学的にこの脊柱の機能がうまく発揮されてはじめて、手や足が上手に使えるようになっています。
つまり背骨がしっかりとした土台となって、はじめて手を伸ばして物を掴んだり、足で倒れないように踏ん張ったりすることができるのです。
ピラティス ではこの脊柱をエロンゲーション(体幹を長軸方向に伸ばす、詳しくはレッスンにて詳しい説明をいたします。)させ、体幹部の筋発揮を促しながらエクササイズします。
エロンゲーション
こうすることで、脊柱の可動性と安定性、2つの相反する作用が同時に作用することで、機能的な運動を遂行することができます。
また、この脊柱の周囲には自律神経があり、背骨の動きがわるくなるとその背骨のレベルでの自律神経に影響を及ぼし、便秘や不眠、冷え性などといった体の不調につながってきます。
したがって、ピラティス では脊柱の可動性や安定性を向上させ、それと同時に自律神経系への改善にもつながります。
そのため、寝ても疲れがとれない方やなかなか眠れない方、朝なかなか起きれない方、生理不順、血行不良、便秘などといった体の不調に効果が期待できます。